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代表者:佐野 敦子

音楽と社会デザイン研究会

本研究会は、月1回程度の演奏会を開催し、 その中で社会形成における音楽の可能性と、 現代社会における音楽の意義を実践的に追求することを目的としています。



そもそも音楽とはなぜ、生まれたのでしょうか。


人々が集う場で、手拍子や踊りがはじまり、音楽が奏でられたのではないでしょうか。


つまり、人々が一体となるために生まれたものではないでしょうか。



とすれば、音楽は多様な人々が互いに、音を媒介し「共鳴」し、


周囲を巻き込む力をもつはずです。



本研究会はその音楽の「共鳴」する力を問い続けることで、音楽と現代社会の関わりを、


これまでにない形のコンサートの実施を通して見つめ直していきます。



例えば、


演奏者と聴衆との双方向性を重視したサロンコンサート、


絵画、朗読、和楽器など「異種」とのコラボによる新たな芸術の発生


老若男女問わず訪れることもできる、地域の交流の牽引役となる試み


アマチュアとプロの垣根を超えた共同活動



その他にも、音楽の可能性はまだまだ無限大です。



私たちは、このような周囲と「共鳴」する音楽の活動を通して、 これまでの西洋音楽を基礎とした音楽論からの脱却・革新を試み、 現代社会の構成(デザイン)における芸術の役割を、再発見することをめざします。

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