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代表者:八木 正典
中東イスラム世界社会統合研究会
研究目的
イラクのクルド人やスペイン・カタルーニャ地方住民の独立に向けての住民投票で如実に示された通り、 少数派住民の分離独立の動きに対する政権側の対応は、極めて厳しく妥協の気配はありません。 一方で、住民サイドでは抑圧に対する憤り、不満が高まり、それが地域の長期的不安定化を招いて、 結果として政権側、住民側双方が大きな代償を強いられる危険が高まっています。 当研究会は、世界の中でも、中東イスラム世界に焦点をあてて、多数派(支配者側)と 独特のアイデンティティを共有する少数派が尊厳を維持して共存出来る社会統合の制度の設計について、 現実の地域情勢を踏まえて、公開情報を分析することにより望ましい地域社会の在り方を模索し、 その成果物の発信を通じて内外の人々に対して積極的に提言していきたいと考えています。 様々な利害が衝突する現実の社会において、人々の共存のデザインは、日本国内だけでなく、 国際場裡においても益々重要になってきていると認識しています。 人権や正義や貧困や難民問題その他が複雑に絡み合い、国境を越えた課題になってきているからです。 社会デザイン学会員の研究会参加を歓迎します。 公式サイトは、http://meis.or.jp/ご関心のある方は、info@meis.or.jpにコンタクト願います。
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